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創業と歩み
入り口を入って正面には、醤の郷の大き
なロゴマークが入った垂れ幕があり、その
右にマルキン醤油の歴史と、江戸〜昭和初
期に書かれた帳面などの文書を展示してい
ます。
その文字が読める人はかなりの古文書通。
醤油のできるまで
古文書のコーナー奥左側には、醤油がで
きるまでの工程をパネルで紹介しています。
これを見れば醤油がどのようにして造ら
れるのかが分かります。これでもうあなた
は醤油博士?
大樽のトンネル
(おおだるのトンネル)
創業時から実際に醤油造りに使われてい
た大きな樽「大桶(おおこが)」をくり抜い
たトンネル。
今でもほのかに醤油の香りがします。
この樽は30石(約5.4キロリットル)
の諸味(もろみ)を造ることができ、その諸
味からは5キロリットル近い醤油(1リット
ルのペットボトルで約5千本)がしぼられま
す。
このトンネルををくぐり抜けると一気に
百年前にタイムスリップ。おじいちゃんお
ばあちゃんには懐かしい、古い道具を展示
した「昔々のコーナー」です。
棒締式圧搾機
(ぼうじめしきあっさくき)
1年から2年という長い時間をかけて熟
成された諸味から醤油をしぼり出す道具。
てこの原理を利用したもので、右下にあ
る木枠の中に、袋に詰めた諸味を積み重ね
ます。
そして積み重ねた袋の上に落とし蓋(おとし
ぶた)をして斜めに走る太い木の棒との間に
枕木(まくらぎ)をかませます。
最初はそれだけで醤油がにじみ出てきま
すが、徐々に棒の先へおもり石を吊り下げ
ていくことで力を加え、諸味が板のように
なるまでしぼり切ります。
麹室
(こうじむろ)
昔から「一麹・二櫂(かい)・三火入れ」と
伝えられ、醤油造りの中で最も大事なのが、
麹作り、二番目が櫂入れ(諸味をまぜる)
三番目が火入れ(しぼった醤油を加熱して殺
菌し、オリを出す)だと言います。
その最も大事な麹を作る部屋が麹室です。
麹菌を順調に育てるには温度・湿度・雑菌
汚染をさせないなど、今でもとても難しい技
術です。
この部屋は窓一つをとっても段階的に開け
られたり、風の流れが計算されていたりと昔
の人達の経験と知恵で様々な工夫が凝らされ
ています。
また、むしろを使って麹を作るなど、小豆
島独自の技術も開発されました。
ショッピングコーナー
さて、醤油の勉強が終わったらお買い物は
いかがですか?
様々な醤油製品をはじめ、佃煮、素麺、オ
リーブ製品など、小豆島の物産品がたくさん
あります。ここでしか買えないこだわりの醤
油もあります。
お土産にぜひどうぞ。
圧搾工場
(あっさくこうじょう)
醤油記念館に隣接する諸味圧搾工場。
工場全体の見学はできませんが、この工場
だけは二階のテラス部分から中を見ることが
できます。
大きなプレス機(圧搾機)が、じわじわと醤
油をしぼっています。
ビデオで工程の説明も流しています。